九州フェリー 〜軽自動車の旅 6

4月26日

day5 福知山〜京都市内〜滋賀〜愛知

気づけば満室!  予約しておいてよかった。安宿だからと言って不備はなかった。空調、綺麗なシーツと部屋着、そしてサウナもあって満足。ゆとり、豊かさの感じ方は人それぞれ。

7時、行動開始。雨が強い。京都中心部まで下道で100kmくらい。のんびりと。

亀岡あたりで給油 17.84L 448.5km  25.14km/L 雨でエアコンつけっぱなしだが割と良い。

九州に続き今回2件目の国立博物館。谷口建築を見られればいいだけなのだが企画展「親鸞」1800円払わないと入れない。開業まもなく入館したがすでに多くの高齢者、外国人、修学旅行生。やたら騒々しい。展示物はほぼ素通り、施設空間を体感することを優先しつつ、順路を進んだ。安定の美術館づくり、視線の遮り方など京都らしさの配慮と工夫に納得したらすぐに退場。

京セラ美術館は企画展「跳躍するつくり手たち」新聞の紹介記事から関心を持ったのだが客層が美大女子みたいのばかり、あちこちでインスタなのか自撮りしている。こちらが場違いだった。建築は青木淳と西澤徹夫によるリノベーションとのこと。どちらも訪問実績づくりかな。同敷地内の平安神宮を参拝し、滋賀まで移動。

琵琶湖大橋を渡って佐川美術館、本来web予約が必要だったらしいが、入場者枠に空きありで許可された。水場に囲まれた美術館は、強めの雨脚の中で表情豊かな空間となっていて、天気が雨で良かったとさえ思えた。

開催中の山下清展が良かった。放浪の身?同士、心境が一致したのだろうか。さらに常設の佐藤忠良コーナーがツボだった。触ってもよかったらしい。茶室もいい。展示の茶器に関心ないけれど。

さらに滋賀の山の中に分け入り、雨上がり MIHO museumに到着。

取り囲む山々を含め環境を作品と捉えている施設のようだ。展示品も詳しくないが古代文明などの既視感ある貴重なものとおぼしき品が多数。辺境と言っていい立地だが一度は足を運ぶ価値はあると思う。今日の見学施設はここまで。

愛知、豊田のサウナ宿へ移動。日のある内は下道、田舎道を楽しみながら。四日市あたりから高速に乗り、オンタイム18時に着いた。手違いか、予約選択していない朝食付きプランにされていた。晩飯はなかなか良かったので朝食バイキングに期待するとする。

走行距離296km   歩行6.2km