ミュージアム行脚 東北道へ
しばらくぶりに車を動かし、栃木・群馬方面へ
連休の道路混雑が気になるが、余裕をみて2日間かけて
気になる美術館を一気にめぐるショートトリップを敢行。
6時出発、まずは一気に那須高原へ。
途中事故渋滞があったものの4時間ほどで
最初の美術館「藤城清治美術館」に到着。
猫のオブジェがお出迎え。影絵のファンタジックな世界がすてき。
御年93歳、元気に創作を続けていただきたい。
那須高原一帯は車が集中してきていて、渋滞が発生していたものの
隈研吾氏の建築
既存の石蔵を活かした、石の美術館。
ひんやりして、静かに時がながれる空間が心地よい。
次の馬頭広重美術館も同氏の作品。
石の美術館同様、周囲にとけ込むことに留意したと
説明ビデオで語っていたが、
こちらはすこし心配になるほど地味な外観。
中に入ると採光が豊かでとても心地よい空間が広がっている。
ミニコンサートをやっていてにぎやか。
木材を多用した日本風な感じは、国立競技場にも活かされるのでしょう。
さらに南下して、宇都宮美術館へ。15時頃。
新緑がまぶしい、広々とした公園内にある。
遊具扱いのフラナガン。子供だけでなく大人も
触れて遊びたくなるように設置されている。
美術館の建物は森に囲まれていて全体が見渡せない。
部分的に大谷石が使われていて、アクセントになっている。
今日の美術館めぐりはここでおしまい。
せっかく宇都宮まで来たので、駅周辺で車をとめ餃子屋さんを探す。
お店でぱりっとした焼きたてが食べたかったが、ビールが呑みたくなるので
テイクアウトで我慢。車に戻って、車内で12個をペロリとたいらげた。
おいしかったけど、まあふつーだった。
栃木駅近くに移動して、18時。レトロ銭湯 金魚の湯で入浴。300円!
地元の人で賑わう小さな味わいのある銭湯でした。
・・・・・・・
翌朝、くるま旅恒例、ジョイフルの朝食でエナジー充填してスタート。
開館前、早めに到着した群馬県立館林美術館。
周囲から建物をぐるりと散策、見事な建築を眺めつつ開館をまつ。
おっ、ここにもウサギさんが。フラナガン。
9時半、入館。この旅最大の目的、ポンポンのしろくまを鑑賞。
その他のポンポン作品も小品ばかりだが、再現されたアトリエも含めて、
ポンポンの魅力を十分に楽しむ事ができた。
いつかオルセーのおっきなしろくまを見てみたいと思いつつ、
このちっさなしろくまをお持ち帰りして昼前に館林を出発、
帰路についた。
渋滞にもあわずに2時間ほどでスムーズに横浜に帰る事ができた。
今回は、隈研吾氏の建築と、動物オブジェ・彫刻を楽しんだ、
「くま」つながりのショートトリップでした。
短い旅でもテーマがまとまってたので十分に満足できました。
でもまた長い旅にも行きたいな。